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出産

出産レポ⑤帝王切開当日の手順・流れを解説!手術時間の平均は?

「帝王切開当日」に関する記事のアイキャッチ画像です。
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3児の母・まいのブログ
「ママぽちっ!」へようこそ!

陣痛促進剤を2日間投与しても出産に至らず、
帝王切開での出産に切り替えることになった私。

本記事では、

  • 帝王切開当日に行われた前処置などの内容
  • 帝王切開の手順・流れ
  • 帝王切開の手術時間の平均

などをご紹介したいと思います!

いよいよ帝王切開当日!

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上記記事に書いたのですが、2日目の陣痛促進剤の処置が終了したのが17時ころ。

その後、先生から「陣痛促進剤3日目に突入するか、帝王切開にするか選んで欲しい」とのお話があり、帝王切開を選択しました。

自分で選んだとは言え、想定外の帝王切開に心の準備が追い付かず、
この日はあまり眠れなかったです。

そして翌日…迎えた帝王切開当日

諸々の事情から、手術は14時開始と決まりました。

まずは、手術前に行った処置の内容等をご紹介していきたいと思います。

前処置の内容

行った主な前処置は、以下のとおりです。

  • 浣腸(便秘気味だったため)
  • 採血&血圧測定
  • 血管確保の点滴(術後に点滴を入れるため、点滴ルートを確保)
  • 心電図
  • 必要箇所の剃毛
  • 尿道カテーテルの挿入
  • 加圧ソックスを履く(血栓防止のため)

心電図までやるのかぁ…と思い、先生に話しかけたら、

先生

麻酔をかけたりするから、術後、胸が痛くなるなどの異常があったとき、術前の心電図と見比べられるようにやっておくんだよ。

と教えて下さいました。

予定帝王切開の方の場合は事前に済ませておくそうですが、
私は急遽帝王切開をすることが決まったため、当日の朝に行うことになったようです。

また、前処置の中で1番嫌だったのは、尿道カテーテルの挿入。

術後はしばらく動けずトイレに行かれないことから、膀胱に溜まった尿を自動的に排出するため、必ずつけなければならないのですが、
尿道口にチューブを入れる瞬間にものすごい違和感が…。

痛いというか、しみるというか、かなり嫌な感じがしたのですが、
入ってしまってからはあまり気にならなくなりました。

なお、食事については、
朝8時ころに軽めの朝食(クロワッサンとサラダ)が用意され、それ以降は絶食。

飲み物はお茶とお水に限り、お昼ころ(手術の2時間前くらい)まで飲んで良いと言われました。

リスクの説明を受ける

前処置と並行して、先生から帝王切開におけるリスクの説明を受けました。

帝王切開は胎児よりも母体に対して負担が大きい出産方法。

そのため、リスクも主に母体に対して発生するとのことでした。

私が説明を受けた主なリスクは以下のとおりです。

術中のリスク

  • 出血多量
  • 術中合併症(膀胱や腸管の損傷など)
  • 麻酔による呼吸抑制やアレルギーショック

術後のリスク

  • 術後合併症(肺塞栓症・肺水腫・出血・感染・縫合不全・腸閉塞など)
  • 次回妊娠時の問題(子宮破裂の危険性の高まりなど)

特に怖かったのは、
「術後合併症で子宮から大量に出血した場合、子宮全摘出をしなければならない可能性もある」という説明を受けたときです。

子供は複数欲しいと思っていたので、子宮全摘出は嫌だ…と思い、
不安を先生に正直に相談したところ、

先生

医者は、起こりうる全てのリスクを患者さんに伝えなければならないけど、これまで何年も産婦人科医をやってきて、それが原因で子宮全摘出に至った人はいないよ。

と言って下さり、不安を取り除くことができました。

リスクについては、術前に必ず先生から説明を受け、
不安な点は遠慮せず相談するようにしましょう。

まい
まい
不安な気持ちのまま手術に挑むのと、そうでないのとでは、大きな違いがありますよ!

お腹の切り方を決める

そして、手術をするにあたり、
お腹の切り方を選択して下さいと言われました。

縦切りと横切りの2種類があり、それぞれ

  • 縦切り→胎児を取り出しやすい
  • 横切り→母体の傷が目立ちにくい

というメリットがあるそうです。

また、助産師さん曰く、

助産師さん

あくまでも私の主観だけど、術後に「少し傷がつっぱる」と言って来院するママは、横切りの人が多い気がするわ!

とのこと。

私は、まだ若いから横切りにしたら?という先生の勧めで、傷が目立ちにくいという横切りにしていただくことに。

正直、無事に出産できればどちらでもよかったのですが、
産後しばらく経ってから、傷が目立たない横切りにしておいて良かったなぁと思いました!

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まい
まい
上記記事のとおり、第2子妊娠時にはマタニティフォトも問題なく撮れましたよ!

手術室へ!帝王切開の手順・流れを解説!

前処置などを終え、いよいよ手術開始の時間・14時に。

手術室へは歩いて向かいました。

私にとって人生初の手術だったので、緊張と恐怖で心臓が破裂しそうでしたが、
看護師さんが手を握って付き添って下さり、大変ありがたかったです。

帝王切開の手術がどのような手順や流れで行われたか、詳細に解説します。

1、麻酔を打つ

手術室に入ると手術台に横になり、背中からに注射をして麻酔を入れます。

麻酔は下半身のみに効くタイプのもの。

入れてから少しして、下半身がしびれたような感じになり、力が抜けていきました。

麻酔に関しては別途記事にする予定ですので、そちらもあわせてお読みいただけましたら嬉しいです!

2、いよいよ出産!産声も聞ける!

麻酔が効いてきたら手術開始!いよいよお腹にメスが入ります!

麻酔によって下半身がマヒし、切られる痛みは全く感じませんが、
意識はありますし、皮膚を引っ張られたりする感覚もあるので、何だか不思議な感じでした。

因みに、胸の下あたりにしきり板のようなものが設置され、開腹している様子は見えなかったです(見えたら怖いですよね…笑)。

そして、メスが入ってから10分ちょっとで、あっという間に赤ちゃんが取り出され、元気な産声を聞くことができました!

助産師さんが手術台で寝転ぶ私の顔の横に赤ちゃんを連れてきてくれ、
感動の対面を果たしたときは、思わず号泣。

その後、赤ちゃんは処置のため連れて行かれ、私はお腹の縫合などの後処理を受けました。

実は私、緊張のあまり手術中に若干過呼吸気味になってしまって…。

赤ちゃんとの対面を果たした後に、先生が眠くなる薬?を使ってくれ、
次に目を覚ましたときにはもうお腹が閉じられた状態でした。

3、術後の流れ

手術後も下半身の麻酔が効いたままの状態であるため、しばらくはベッドで寝たきりです。

尿道カテーテルのおかげで、トイレに行く必要もありません。

また、血栓防止のため、足にはポンプのようなものを装着されました(産後は血栓ができやすいそうです。)。

19時ころには水を飲んでOKという許可をいただき、出産という大仕事を終えた後の水は美味しいな!なんて、お気楽に水を堪能していたのですが…
徐々に麻酔が切れ始め、お腹に猛烈な激痛が!!!

ここから、シャレにならない術後の痛みとの闘いが始まります。

術後の痛みについては以下の記事にまとめておりますので、宜しければ参考になさって下さいね。

帝王切開の手術時間の平均は?

帝王切開の手順・一連の流れはこれまでご紹介したとおりですが、
トータルの手術時間はどのくらいかかったのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私の場合は、大体以下のような感じでした。

  1. 14時→手術室に入る
  2. 14時25分ころ→麻酔が効いてオペ開始
  3. 14時37分→出産
  4. 15時ころ→お腹の縫合完了、オペ終了

帝王切開の手術時間の平均は、30分~60分程度。

お腹にメスが入ってからは10分程度で出産に至るとされているそうです。

私も、トータルの手術時間が約1時間、開腹してから出産まで約10分だったので、
おおよそ平均的な手術時間だったと言えますね。

まい
まい
帝王切開の手術時間は思ったより短く、終わってみればあっという間だったな!という印象です!

参考:ニチバン

まとめ

本記事では

  • 帝王切開当日の手順・流れ(術前の処置~手術終了直後まで)
  • 帝王切開の平均的な手術時間

をご紹介させていただきました。

これから帝王切開をされるご予定の方の参考になれば幸いです!

前述しましたが、この後私は、術後の腹痛と闘うことになります。

上記のとおり、術後の痛みや、帝王切開後の食事・シャワー事情については、別記事にてご紹介しておりますので、
宜しければあわせてチェックしてみて下さいね!

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