3児の母・まいのブログ
「ママぽちっ!」へようこそ!
帝王切開にて無事第1子を出産した私。
-
出産レポ⑤帝王切開当日の手順・流れを解説!手術時間の平均は?
続きを見る
本記事では
- 帝王切開術後の過ごし方
- 食事やシャワーはいつから始まったか
- 入院期間はどのくらいか
など、帝王切開を終えた術後の流れについてご紹介します。
なお、帝王切開の後には、お腹の痛みとの壮絶な闘いも待ち受けています…。
痛みや、それを緩和する方法については、別記事にまとめますので、
そちらもチェックしていただけたら嬉しいです!
帝王切開術後の流れや過ごし方
帝王切開を終えた術後、私がどのように過ごしたのか。
まずはその流れや過ごし方からご紹介します。
術後0日目(出産当日)
こちらの記事でもご紹介しましたが、
私は14時に手術室に入り、14時37分に出産をしました。
15時ころにはお腹も閉じ終わり、手術室から部屋へ移動。
麻酔が効いているため、ベッドに寝たきりではありましたが、
19時ころには水分摂取の許可が出たため、水を飲むことができました。
そしてそのころから徐々に麻酔が切れ始め、痛みとの闘いが始まります。
術後1日目
夜中、あまりの腹痛に痛み止めの座薬を入れてもらうなどし、迎えた翌日。
術後1日目の記録です。
食事が始まる
「ガス(つまりオナラ)が出たかどうか」を確認されたうえで、
朝食にお粥食が出されました。
オナラが出たかを確認するのは、術後、腸が正常に動いているかを確認するため。
腸が動いていないのに食事をしてしまうと、腸閉塞などのリスクがあるそうです。
このことを事前に知っていた私。
前日の朝以来約1日ぶりとなる食事を何としても食べたい!という一心で、
夜中に痛みと闘いながらも頑張ってオナラを出し、準備は万端でした(笑)
しかし実際食事の時間になってみると、
お腹の痛みで食欲がわかず、また、身体を起こすことすら苦痛だったため、ほとんど食べることができず…。
尿道カテーテルを抜き、トイレまで歩く
朝食後、術前に入れた尿道カテーテルを抜く処置が行われました。
尿道カテーテルを抜くということは即ち、自力で歩いてトイレまで行かなければならなくなるということ。
挿入時は違和感があって嫌だった尿道カテーテルですが、いざ抜くときになったら
なんて思いました(笑)
その後、看護師さん付き添いのもと、病室から10歩くらいのところにあるトイレに行ったのですが、腹痛でゆっくりしか歩けず…。
用を済ませて部屋に帰るまで、かかった時間は何と40分!
めちゃくちゃ大変でした…。
因みに、血栓防止のため足についていたフットポンプが外れたのもこの時。
歩けるようになれば、血栓ができるリスクが無くなるため、外してOKだそうです。
子宮収縮剤の点滴投与がスタート
出産後は、妊娠によって大きくなった子宮を元のサイズに戻す必要があるため、
子宮収縮剤の点滴投与がスタート。
それによって、ただでさえ痛いお腹がますます痛む…。
初抱っこ&初授乳!
私の病院は母子別室。
新生児室は病室から少し離れたところにあり、
3時間に1回程度、新生児室まで歩いて授乳しに行く(難しい場合はママの体調の回復が優先で、赤ちゃんには看護師さんがミルクを与えてくれる)というスタンスでした。
私はまだ新生児室まで歩けなかったため、看護師さんが一度だけ赤ちゃんを部屋へ連れてきてくれ、
初めて抱っこをすることに。
小さくてふにゃふにゃの赤ちゃんを始めて抱っこしたときの幸せな気持ちは、今でも忘れられません。
腹痛が酷く、本格的な授乳を行うことはできませんでしたが、初乳を与えることはできました。
術後2日目
まだまだ痛みのピークが続き、トイレまで歩くのも一苦労…。
そんな術後2日目の記録です。
抗生剤の点滴投与がスタート
この日の点滴の内容は抗生剤。
前日まで点滴で投与していた子宮収縮剤は、
飲み薬に変更となりました。
この飲み薬は、子宮がしっかり収縮するまで飲み続けることになります。
シャンプーのサービスを受ける
私の病院では、産後のママへのご褒美の1つとして、シャンプーのサービスがありました。
美容院のようなリクライニングチェアの上で、頭を洗っていただけるというものです。
正直、出産前は「シャンプーサービスっているの?」なんて思っていたのですが、
予定外に帝王切開で出産し、まだシャワーの許可が下りていなかった私にとって、このサービスは大変ありがたいものでした。
数日ぶりに頭を洗っていただいてすっきりです!
おっぱいが張って痛み出す
この日も腹痛が酷く、新生児室まで歩いて行くことができなかった私。
3回ほど看護師さんが赤ちゃんを部屋に連れてきてくれ、その時に授乳を試みました。
しかし中々うまく吸ってもらえず…。
行き場を失った母乳でおっぱいが張りはじめ、痛みを感じるように。
搾乳したり、アイスノンでおっぱいを冷やしたりして何とか対応しました。
術後3日目
痛みのピークを越えたようで、少し身体が動くようになってきた!?
そんな術後3日目の記録です。
点滴が終わり、身軽に!
前日に引き続き、この日も抗生剤を点滴投与しましたが、
点滴はこの日で終了!
腕から管が抜け、一気に身軽になりました!
本格的な授乳開始!
おっぱいの張りを解消するためには、赤ちゃんに吸ってもらうことが一番!
ということで、この日から本格的な授乳を開始することにしました。
3時間に1回、まだまだ痛む身体を引きずりながら新生児室へ向かい、授乳をします。
赤ちゃんに触れられる回数が増えたことが、純粋に嬉しかったです。
シャワーの許可が下りる
この日からいよいよシャワーが解禁!
お腹の傷には上からテープが貼られていたのですが、
「今日はテープをしたままシャワーを浴びてみてね!」と言われました。
久々のシャワー、気持ちよかったです!
術後4日目
ピークを越えたとは言え、まだお腹の痛みがあるのに、明日はもう退院!?
そんなことを思った術後4日目の記録です。
傷口のテープを剥がす
この日はお腹の傷の上から貼られていたテープを剥がしました。
先生が傷の様子をしっかり確認して下さいましたが、問題無しということで一安心!
消毒を塗っていただき完了です。
溶ける糸を使っていたようで、抜糸なども無く、本当に簡単な処置でした。
内診を受ける
翌日の退院へ向け、
産後初の内診を受けました。
異常無しとのことでしたが、膣の消毒を受けたとき、ちょっぴり痛かったです。
夕方にまさかの発熱…
明日から赤ちゃんと自宅での生活が始まるんだ!と張り切っていた私に、想定外の出来事が。
なんと、夕方に発熱したのです。
先生曰く、
先生
帝王切開の人は術後熱が出やすいから、それだと思う。
とのこと。
術後5日目(退院日)
ただでさえまだお腹が痛いのに、発熱によって身体の関節が痛み、
あまり眠れないまま迎えた術後5日目の朝。
何とか熱が下がり、退院できることに!
因みに私の場合、退院後も何回か発熱することがありました。
幸いにも再度入院が必要なレベルの発熱ではなかったのですが、夜間授乳もあり寝不足な中での発熱は、中々辛い…。
食事・授乳・シャワーはいつから?
帝王切開術後の過ごし方において、非常に多く聞かれるのが、
「食事・授乳・シャワーがいつから解禁されるのか気になる!」という声。
先に述べたとおりではありますが、改めてまとめると、私の場合は以下のとおりでした。
- 食事→術後1日目、オナラが出た後から
- 授乳→術後1日目から。但し、本格化したのは術後3日目から
- シャワー→術後3日目から
帝王切開術後の身体の調子や発熱の有無、母子同室か母子別室か、
そして、病院の方針によっても変わってくると思いますが、参考になれば幸いです!
入院期間はどのくらい?
ところで、帝王切開で出産する場合、入院期間はどのくらいになるのが一般的なのでしょうか。
私の場合、産後翌日から数えて5日目に退院となりましたが、
これはどちらかと言うと短い方で、術後6~8日目に退院となる病院が多いようです。
入院期間が短めでも特に大きな問題はありませんが、私の場合はまだまだ痛むお腹を抱えての退院になりました。
退院後に赤ちゃんのお世話をこなすことができたのは、里帰り先である実家の両親や夫の支えがあったおかげです。
退院後すぐにワンオペで育児をしなければならないママの場合、病院側がOKしてくれるなら、1日でも長く入院し、なるべく身体を回復させたうえで退院…という形にした方が良いかもしれませんね。
まとめ
本記事では、
- 帝王切開術後の過ごし方や流れ
- 帝王切開術後の食事・シャワー・授乳はいつから解禁されるのか
- 帝王切開の入院期間はどのくらいなのか
といったことをご紹介させていただきました。
帝王切開は開腹手術…即ち、比較的大きな手術です。
身体に様々なダメージが残る中、赤ちゃんのお世話をこなすだけでも大変なことですので、
病院やご家族にたくさん甘えさせてもらって下さいね。
-
帝王切開後の整体(骨盤矯正)やマッサージはいつからOK?注意点は?
続きを見る
ぽちの出産レポート(全7回)
ご存じですか?赤ちゃんを病気から救う「さい帯血」
ママとお腹の赤ちゃんを結ぶへその緒を流れ、赤ちゃんを育ててくれている「さい帯血」。
さい帯血は、産まれた赤ちゃんやそのご家族が、万が一以下のような病気になってしまったとき、その病気の治療に役立つ可能性を秘めています。
- 白血病
- 脳性まひ
- 自閉症
- 小児難聴
上記のほか、治療法のない多数の疾患に対し、さい帯血の利用が期待されているのです。
そんなさい帯血ですが、
採取できるチャンスはたった一度…「出産のとき」だけ。
採取した後のさい帯血は、「さい帯血バンク」にて長期間保管することができ、
万が一のことが起きたときに引き出すことができます。
「さい帯血バンク」の資料請求は、無料で行うことが可能。
一生に一度しかない赤ちゃんを救うチャンスを逃さないためにも、
出産前に「さい帯血バンク」のことをよく知ってみませんか?
\無料資料請求はコチラから/