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「ありがとう(有難う)」の語源・ルーツからその素晴らしさを改めて考える。

こんにちは。ぽちです。

私ごとですが、先日誕生日を迎え、28歳になりました。

そのときに夫が、

「改めてだけど、子育てとか色々頑張ってくれて本当にありがとう」

と言ってくれました。

今日は「ありがとう」という言葉について考えていきたいと思います。

ありがとうは魔法の言葉

「ありがとう」って、不思議な言葉ですよね。

望んで妊娠して出産したのだから、子育てを頑張ることは当然のこと。

でも、「ありがとう」と言われると、「頑張ってきて良かった」と思うと同時に「もっともっと頑張ろう」という気持ちになる。

もし、夫が言ってくれた言葉が

「色々頑張ってくれてサンキュー!」

だったとしたら。

同じ感謝を伝える言葉ではありますが、何となく軽く聞こえてしまうような気がします。

「ありがとう」は、その5文字にものすごいパワーを秘めた言葉だと思います。

ありがとうの語源・ルーツは?

「ありがとう」って、元々は「滅多に無い」とか「珍しい」などといった意味なんですよね。

「有難う」と漢字で表記するとよく分かります。

私は大学で歴史学を学んでいて、古文漢文を読む機会が多くあったので、先生から

【古文上の「ありがたし」=「有り難し」だよ。「ありがとう」と訳しちゃだめだよ!】

と、耳がタコができるほど言われたことを覚えています。

例えば大干ばつが起きて、久しぶりに雨が降ったとき。

つまり「有る」ことが「難しい」、奇跡のようなことが起こったとき。

昔の人は「有り難や。有り難や。」とその喜びを表現した訳です。

大河ドラマなどでよく出てくる

「有り難きしあわせ!」

という言葉も、奇跡のように幸せなことだ!という喜びを表しているのですね。

そして、その幸せな気持ちを厚遇してくれた相手に伝えていくうち、「ありがとう」に感謝の意が込められるようになり、現在のような使われ方をするようになったのです。

因みに、昔の人にとって、感謝の気持ちを伝える言葉は「かたじけない」でした。

こちらもよく大河ドラマなどで聞く言葉ですよね。

終わりに

このように言葉のルーツを辿っていくと、改めて、「ありがとう」ってとても深い意味が込められた素晴らしい言葉だなあと感じます。

「ありがとう」と比べると、「サンキュー」が軽く聞こえてしまうのは、このためでしょうか。

そして、折角素晴らしい言葉なんだから、たくさん使っていきたいと思います。

心の中で「ありがとう」と思っていても、言葉にしなければ伝わらないですもんね。

今回、夫に「ありがとう」と言ってもらって、この言葉の大切さを改めて感じました。

息子も「ありがとう」の気持ちをしっかり伝えられる人に育てたい。

そのためには、母である私がロールモデルにならなければなりませんね。

子供は親の鏡、ですもんね。

28歳、息子に恥ずかしくない生き方をしていきたいなーと思います。

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