3児の母・まいのブログ
「ママぽちっ!」へようこそ!
時計の読み方は、
小学1年生で学習するものですが、
「子供には、もっと早く時計を読めるようになって欲しいな!」
なんて思いませんか?
そこでおすすめなのが、
小さい子供でも理解しやすいように色々と工夫された「知育時計」を使って、時計の読み方を学習すること。
しかし、セイコー(SEIKO)などのメーカーから販売されている商品は、ちょっとお高いのが現状です。
例えば上記の知育時計、
分かりやすくてとっても素敵なのですが、3000円ちょっとします。
そこで私は、100均商品だけを使い、知育時計をお安く手作りしてみることにしました。
作り方も簡単でしたし、
安くても中々おしゃれに仕上がったのでは?と満足しています!
本記事ではこちらの「手作り100均知育時計」の作り方をご紹介しますので、是非参考になさって下さいね!
「手作り100均知育時計」の3つの特徴
作り方をご紹介する前に、
本記事でご紹介する「手作り100均知育時計」は、どのような知育時計なのか。
その特徴を3つご紹介します。
小さい子供でも見やすい工夫が沢山!
先に述べたとおり、
知育時計とは、未就学で時計の読み方を勉強していない子供でも見やすいよう、様々な工夫がなされた時計のことです。
今回私が手作りした時計にも、
- 3つの針(時針・分針・秒針)がそれぞれ違う色をしている
- 文字盤の目盛に0~59までの数字が入っているため、読みやすい
- 例えば、2と3の間に時針があるときは「2じ」たと分かるよう、中央のサークルを色分けしてある
など、見やすくなる様々な工夫を凝らしています。
「文字盤ダウンロード」無しで作れる!
「知育時計 手作り」などと調べると、
文字盤をダウンロードして印刷し、時計に貼り付ける方法がよく出てきます。
知育時計用の文字盤は、
こちらのサイトなどからダウンロードすることが可能。
例えば100均のシンプルな時計に、
サイズを合わせて印刷した文字盤を貼り付けるだけで知育時計が完成するので、とても簡単です。
しかし今回はあえて、
文字盤ダウンロードに頼らずに知育時計を手作りしてみました。
この作り方であれば、
ご自宅にプリンターが無いという方でも、簡単に知育時計を手作りすることができますよ!
材料は100均グッズのみ!とにかく安い!
繰り返しになりますが、
知育時計の既製品は、そこそこお高いです。
本記事冒頭では、3000円ちょっとで購入できるセイコーの知育時計をご紹介しましたが、更にお高い商品も多数あります。
この点、「手作り100均知育時計」は、
その名のとおり100均で売っているものだけを使って作りますので、とにかく安いというのが最大の特徴。
安くて簡単!「手作り100均知育時計」の作り方
今回、どんな知育時計を作るのか…
3つの特徴をご理解いただいたところで、早速本題に移りましょう!
安くて簡単な「手作り100均知育時計」の作り方を、写真付きで解説していきます!
作り方1:100均で材料を揃える
まず、100均で材料を調達します。
手作り100均知育時計の材料
- ベースとなる時計
- 色画用紙2枚(色が違うもの)
- 細字の油性マジック
- ボールペン(こちらは水性でもOK)
- 定規
- はさみ
- マスキングテープ(時針に貼る用)
- 電池
なお、ベースとなる時計ですが、
今回は下記のものを使用しています。セリアで売られていた「WALL CLOCK SQUARE」という商品(裏面には「NO.35027 掛け時計 スクエア」と書かれていました。)です。
次の工程でご説明するのですが、
知育時計を手作りする際、ベースとなる時計を一度分解する必要があります。
こちらの時計は、工具などを一切使わず手だけで分解することができ、とても簡単でしたのでおすすめですよ!
作り方2:時計を分解する
作り方1で述べたとおり、
まずはベースの時計を分解していきます。
時計を分解するなんて難しそう…、
と思われるかもしれませんが、とっても簡単ですので安心して下さい!
手順は以下のとおりです!
step
1ガラス面を外す
初めに、時計のガラス面を外しましょう。
既に知育時計完成後の写真ではありますが、
下記のように、フレームの爪が土台に引っ掛かっているだけなので、この爪をずらせば簡単に外れます。
step
2針を外す
次に、時計の針を外します。
一番上の針=秒針を初めに外すのですが、
真上にぐっと引っ張れば簡単に外れますよ!
秒針が外れたら、
他の針も真上に引っ張って外しましょう。
step
3裏側のムーブメントを外す
針が外れたら、
時計を裏返してムーブメント(電池を入れるなどする動力部分)を外します。
ガラス面同様、
本体に爪で引っ掛かっているだけなので、爪をずらせば外れます。
step
4文字盤を外す
最後に文字盤を外します。
こちらの時計の場合、
糊かボンドのようなもので、文字盤が本体に貼られていました。
しかし、がっつり貼られていた訳ではなかったため、少し引っ張っただけで、ぺりぺりぺりーと簡単に剥がすことができましたよ!
step
5分解完了!
STEP1~4の工程を終えると、
お手元の時計は、上記写真のような状態になっているかと思います!
これにて分解完了です!
作り方3:文字盤中央にサークルを作る
続いて、分解した文字盤の中央に、画用紙を使ってサークルを作っていきましょう。
まず、サークルの大きさを決め、
画用紙を切るところから始めていきます。
大体このくらいかなーと思ったら…
(コンパスが無かったので、家にあったちょうどよい円状のもので代用しました笑)
用意した画用紙を2枚ともその大きさにカット!
切った画用紙を文字盤中央に置いて、
上の写真のように、定規を文字盤の対角線に合わせ、ボールペンを使って線を引いていきましょう。
文字盤中央に空いている、針を入れる用の小さい穴を避けてサークルを作りたいので、
上記写真のように、文字盤を裏返し、小さい穴に沿って円を書いておきます。
後は、引いた線に沿って2枚の画用紙を切り、
交互にペタペタ貼っていくだけです!
写真のとおり、
画用紙を貼る前に、文字盤側にもちょっと線を引いておけば、より綺麗に貼れますよ!
作り方4:数字を書き込む
画用紙でサークルを作ったら、
- サークルに「1じ」~「12じ」までの数字
- 文字盤に0~59までの数字
をそれぞれ書き込みます!
サークルは画用紙なので、もちろん水性ペンでも書き込めるのですが、
文字盤は水性ペンだと書けない素材だったので、細字の油性ペンを使用するようにしましょう。
作り方5:時針にマステで色を付ける
これまで、文字盤の作業を進めてきましたが、ここで針に注目してみましょう。
こちらの時計の針は、
- 時針と分針→黒
- 秒針→赤
になっていますが、前述のとおり、
知育時計の場合、3つの針(時針・分針・秒針)がそれぞれ違う色であると、より見やすいです。
色が違うと、「あの赤い針は…」など、
それぞれの針を色で呼ぶことができるようになり、分かりやすいんですよね。
そこで、分針との区別がつきやすくなるよう、時針の色を変えます!
方法はとっても簡単で、
時針にお好きなマスキングテープを巻き付けるだけです(笑)
上の写真のとおり、
私は、家にあった花柄のマスキングテープを巻き付けてみました!
作り方6:分解した時計を元に戻して完成!
ここまで出来たら、
分解した時計を元に戻して完成です!
- 文字盤
- ムーブメント
- 針
- ガラス面
と、分解時と逆の手順をたどれば戻せます!
お安く簡単に手作りできたので満足!
ムーブメントに電池(こちらの時計の場合は単3)を入れれば動き出しますよ!
「手作り100均知育時計」をおしゃれに装飾しよう!
「手作り100均知育時計」が無事完成!
個人的には、このままでも中々おしゃれだと思いますし、シンプルなのが好きという方は、ここで作業を終了してOKです!
でも、更におしゃれにしたい!という欲が出た私(笑)
「手作り100均知育時計」に、
お花を貼り付けてみることにしました!
100均(セリア)で買ってきたお花を切って、時計の周りにボンドでペタペタ。
隣に飾るディスプレイも作り、壁に掛けたら…
中々おしゃれでいい感じ!
因みに隣のディスプレイも、
100均(セリア)で購入した「桐カッティングボード」を使って、お安く手作りしました!
時計との統一感を出すため、
- セリアの水性ニス(ウォールナット)で塗って、色を似せた点
- 同じ花を貼り付けた点
がポイントです!
掛け時計としても置き時計としても使える!
今回私が「手作り100均知育時計」のベースとして使用したセリアの時計は、「WALL CLOCK SQUARE(NO.35027 掛け時計 スクエア)」という名前のとおり、掛け時計です。
しかし、上の写真のようなイーゼルがあれば、置き時計としても使用可能!
イーゼルは、
100均などでもお安く購入できます。
一方、掛け時計として使用する場合、
時計本体がとても軽いので、写真のようなダルマ画びょう1本で壁にかけられますよ!
壁から時計を外して、子供の手に持たせた状態で読み方を教えることもありますが、
軽いと子供でも持ちやすいので、そういった意味でも大変気に入っています!
まとめ
100均商品だけを使って簡単に作れる、
「手作り100均知育時計」の作り方をご紹介させていただきました!
- 3つの針(時針・分針・秒針)を色分けする
- 文字盤の目盛に0~59までの数字を入れる
- 今何時なのか分かりやすくなるよう、中央にサークルを作る
などなど、見やすくなるよう様々な工夫を凝らしたのはもちろんのこと、
おしゃれに装飾することで、インテリアとしても見栄えの良い知育時計になっています。
安いけど、愛情たっぷりの知育時計。
たくさん活用して、
お子様に時計の読み方を楽しく教えてあげて下さいね!
こちらもおすすめ
その他、私がDIYした子供向けアイテムの作り方はこちらから!